【ちょっと苦手だけど】菊花を食べてみました
こんにちは。なおみです。
漢方・薬膳を学んでいて、
「気」をめぐらせる、
充血をとって瞳を美しくする、
ほてり・のぼせによい食材として必ず出てくるのが
【菊花】です。
菊花は「肝」の熱をとることから、
頭痛やのぼせ、花粉症などの
主に体の上部に出るトラブルを防ぎます。
目の充血、目のかすみをよくし、
めまいやイライラにもよいとされます。
解毒の働きがあるので、吹き出物や腫れ物にも有効です。
いいことずくめの食材ですが、
花を食するのはどうも苦手意識があって
積極的にはとっていませんでした。
菊は特に、花の味が濃そうな気がしていました。
体にいいのはわかっているし、
たまにスーパーで売っている「食用菊」を
横目で見てはいました。
せっかく薬膳を学んでいるので、
このたびチャレンジしてみました。
まずは
「菊花茶」
家では玄米茶に菊花とクコの実を入れてみました
緑茶や鳥龍茶など、家にあるお茶3gぐらいに
菊花2輪入れます。
(お好みで青じそやクコの実をいれてもよいです)
うーん、
やっぱり菊の味がする。。。
ともあれ、
参考書には「目の疲れ、のどの炎症、花粉症予防に」
とありますし、
手軽に作れますので、たまには飲んでみたいです。
PCやスマホ、読書など、
普段から目は酷使しがちなので、養生したいです。
次は、「豆腐の菊花あんかけ」を作りました。
だし汁に湯通しした菊花をお好みの量入れて、
水溶き片栗粉でとろみをつけて、
あんを作り豆腐にかけるだけです。
家では小松菜とクコの実を投入(適当!)
超ズボラ簡単クッキングですが、
色がきれいなので、食卓ではちゃんとした感じに見えるかも。
これは、菊の花の味がそれほど主張せず、
違和感なく食べられました😊
きっと菊の花の下処理で
後ろの緑の部分を取ったのがよかったのでしょう。
この緑の部分に菊の花味の元があるのかもしれません。
苦手な方はココを取るといいでしょう。
花びらの歯ごたえがなかなか面白く、
箸がすすむ一品となりました。
菊花は
「涼」の性質をもつので、上半身の熱をとるのにはよいですが、
とりすぎると体を冷やす作用があるので、
ほどほどに、しょうがやねぎなどの温める食材とバランスよく食べましょう。
それでは、本日もお読みいただきありがとうございました♪