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【本のご紹介】 アパレル・サバイバル

こんにちは。なおみです。

 

今回の本の紹介は「アパレル・サバイバル」です。

 

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アパレル業に携わっているわけではありませんが、

消費者として、ここ何年かで洋服に対する価値観が

変化してきているように感じていました。

 

メルカリの洋服の取引では

ブランドとしてはユニクロが一番売れているそうです。

 

ミニマリズム、断捨離や買わないチャレンジ、

ものを保有することから共有する価値観のシェアリングエコノミーが

人気を博しています。

 

使っていないブランドバッグの個人間での貸し借りを

仲介するサービスもあります。

 

スタイリストがコーディネートしてくれた洋服が届く

ファッションレンタルサービス「エアクローゼット」も人気があります。

(レンタルなので返す必要はありますが、洗濯しないで返却でき、

何回も着たければ家で洗濯して使ってもよいそうです。

服が気に入った場合は買い取りも可能とのことです。)

 

この本書「アパレル・サバイバル」では

去年2018年にH&M銀座店が閉店したことで、

ファストファッションブームはほぼ終焉し、次のサイクルに入っていると指摘しています。

 

本の紹介からの引用です

2019年、生き残るために各社が描き始めた驚愕の未来

生き残りのカギはあなたの“クローゼット”にあった!

ファストファッションブームの終焉‐これから始まるイノベーションとは?

 

 

 

著者は、日本屈指のファッション流通コンサルタントの齋藤孝浩さんで、

アパレルビジネス業界の現状の解説と未来の予想をしています。

 

本書ではアパレルに関しては、日本は欧米に比べて10年遅れのサイクルであるとの記載があり、今年2019年が次のサイクルに入る元年になるとの予想です。

(奇しくも令和元年でもありますね)

 

欧米を視察したうえで現場での買い物体験に基づく洞察が印象的です。

 

宅配事情が日本ほどあてにならない

イギリスでは「クリック&コレクト」サービスが人気で、

高級百貨店セルフリッジズでも取り組みがあるそうです。

サービスを著者が実際に体験して、

それに関する考察をわかりやすく解説しています。

 

ショッピングのストレスを解決させるような

著者が予想する未来の買い物体験が楽しみになりました😊

 

アパレル・小売業、IT関係以外の方でも参考になるような

示唆に富んでいながらも気軽に楽しめる一冊だったと感じました。

 

 

 

それでは、本日もお読みいただきありがとうございました♪