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【本のご紹介】THE LITTLE BOOK OF LYKKE人生を豊かにする「6つの宝物(こと)」

こんにちは。なおみです。

 

先日読んだ本のご紹介です。

 THE LITTLE BOOK OF LYKKE人生を豊かにする「6つの宝物(こと)」という本です。

 

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少し前、北欧流、正確にいうとデンマーク流の幸福の概念「ヒュッゲ(HYGGE)」という言葉が流行りました。

ヒュッゲ」とはデンマーク語で、

心地よさ、人とともにいるときに感じるぬくもり、

不安のない状態、を表す言葉です。

 

「キャンドルをともして、あたたかい部屋でコーヒーを飲む」

「気のおけない友だちと集まって、部屋で映画をみる」

「身近な人たちとシェアできる料理を持ち寄って、ピクニックをする」

「シンプルだけど着心地のよいセーターや靴下をそろえて、ほっこりする」……

 

ヒュッゲ」とは、こんな心ときめく、小さな幸せのことをいいます。

 

本書のタイトルにある「リュッケ(LYKKE)」とは「幸せ」のことです。

 

デンマーク流の心あたたまる暮らし方「ヒュッゲ」の原点「リュッケ(幸せ)」を探すヒントがこの本には詰め込まれています。

 

 

人生を目いっぱい楽しんでいる人たちには、どんな共通点があるのか?

前向きに心穏やかに生きるために、どんなことをすればいいのか?

「ヒュッゲな国=デンマーク」から「毎日がポジティブで満たされるヒント」を探してみた。

 (「BOOK」データベースより)

 

 

本書ではそのヒントを

6つの切り口

「TOGETHENESS一体感」「MONEYお金」「HEALTH健康」「FREEDOM自由」「TRUST信頼」「KINDNESS親切」をテーマに、それらが幸福感に与える影響を探り、世界の人々の例を通して、より幸せになれる方法を紹介しています。

 

 

著者はマイク・ヴァイキング(Meik Wiking)という

北欧人らしいお名前で(笑)、

幸福の研究をしたいと思い立ち「ハピネス・リサーチ研究所」を設立した方です。

 

マイク・ヴァイキングさんの2年前の著書である「ヒュッゲ 365日「シンプルな幸せ」のつくり方」の方も、以前読みました。

 

「ヒュッゲ」の方は、

キャンドルを灯す、

シナモンロールと、ホイップクリームをのせたホットチョコレートを罪悪感なく食べる、

ガーデニングなどの具体的行動が多く示されていて、

どれもほっこり癒されるものでした。

写真やイラストがとってもきれいです😊

 

今回の「リュッケ」の方は、

前作同様のかわいい装丁の見た目からは意外でしたが、

人間が幸福になるにはどのような取り組みをすべきかについて、

データを用いた説明が多く、非常に論理的な本です。

北欧人は客観的なデータを重視するのでしょう。

 

またその切り口は、北欧の国や欧州だけにとどまらず、

さまざまな文化圏の価値観を考慮したものになっています。

 

また、未来を担う子ども達・子育てについても

言及がありますので、

子どもの思いやりの心を育てたい、

子どもの共感力を高めたい、

そんな子育て中の方や、男性にも手にとって欲しい本です。

 

イラストと写真もとてもきれいで、

楽しく読み進められると思います。

私は読んでいるうちに何だか癒されました😊

それも幸福を追求している著者のねらいなのかもしれませんね。

Kindle版もありますが、ぜひリアルの本をおすすめします。

 

(私事ですが、

訳者がアーヴィン香苗さんという方で、

プロフィールを拝見したら、学校の先輩だということがわかりました!米オハイオ州に在住されているそうです。

ご活躍を知ることができてうれしかったです😊

前作・本作ともに誤訳がなく、訳がスムーズでとても読みやすいです)

 

 

シナモンロールを片手にくつろぎながら

お読みいただきたい一冊です。

 

 

それでは、本日もお読みいただきありがとうございました♪