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【キッチン漢方】胃腸の調子を整え、心を穏やかにする なつめ

こんにちは。なおみです。

 

今回のキッチン漢方では、なつめ(棗)をピックアップしてみます。

 

大概の漢方や薬膳系のテキストでは、

血を補う作用があり、

女性に特にオススメの食材として、推されています。

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大棗(たいそう)という生薬でもあります。

 

 

でも「なつめ」というと、

何か特別な店や、中華食材の専門店に行かないと

手に入らない気がしていて、しかもお高そうなイメージがあったので

ずっと試せずにいました。

 

ところが先日、「業務スーパー」のチラシを見ていたら、

乾燥なつめ 500g入り 398円(税抜き)と

載っていたのを発見したのです!

 

早速、近所の業務スーパーにいってきました。

最近の業務スーパーには、中華・エスニック系食材やスパイス、

ハラール食材など、豊富に品揃えがあるんですね。

 

店内を探し回りましたが、品数が多すぎて自力では見つからず、

お店のお姉さんに聞いて何とかゲットできました♪

 

 

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500g入りなので、結構なボリュームです。

これで398円とは、コスパ良すぎです!

 

今回なつめを入手して、

何かの記事で見たときにメモしておいた

「なつめのワイン漬け」を作って食べてみたかったのです。

 

 

 

なつめの効果

 

漢方では、なつめは「心」と「脾」の働きに効果があるとされています。

心の働きをよくして不安感を和らげ、

脾の働きをよくして胃腸の調子を整えます。

 

生薬「大棗」の特性としては、

五味は「甘」、五性は「温」とされ、

体を温め、緊張を緩和させる作用をもちます。

傷ついた消化管を補修し、興奮した腸の動きを抑制することで

腹痛を緩和させます。

 

季節の養生で調べてみると、

オールシーズン(春・梅雨・夏・秋・冬)推奨されています。

 

気持ちが落ち込んだり、不眠気味や食欲不振の時に

元気を与えてくれる食材です。

更年期のイライラや不安、胃腸の保護、体のバリア機能向上にも有効です。

 

中国に“一日食三棗、終生不顕老”という言葉があります。

これは、1日3粒のなつめを食べれば老いないという意味です。

 

ちなみに「つぶやき養生」という本の著者の

櫻井大典さんのクリニックのスタッフには、

1日3粒のなつめが支給されているそうです。

気持ちよく働けそうな素敵な職場ですね😊

 

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なつめに含まれる栄養素

なつめ100g中に含まれる栄養素は、

タンパク質  3.9g

食物繊維   12.5g

カルシウム  65mg

鉄分     1.5mg

葉酸     140μg

マグネシウム  39mg

ビタミンB 0.1mg

ビタミンB 0.2mg

エネルギー  287kcal です。

 

ミネラルが豊富で、カリウムをはじめ、

マグネシウム、リン、鉄などを多く含んでいます。

 

また、なつめには睡眠と関係があるオレアミドが含まれています。

 

調理のポイント

乾燥している状態で売られていますので、

スープや煮物などには水から煮出して、

煮汁も一緒に使いましょう。

炒め物には、湯で戻して柔らかくなった実を使います。

乾燥なつめをそのまま食べてもおいしいです。

 

お試しレシピ:なつめのワイン漬け

① なつめを熱湯でさっと洗う。

② 瓶になつめを入れて、赤ワイン(安いもので良い)をひたひたに入れる

③ 3日ほどすると、なつめがワインを吸ってほどよい硬さに

(くこの実やビネガーを入れても良いです)

 

レシピというほど難しくはないですね😊

プルーンのようで、おいしいです。

夜の食後のデザートとして、毎日いただいています。

漬けているワインもたまに飲んでしまっているので、

ワインの方がだいぶ減っています(笑)

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ワインにもコクが出るようですので、

お安めのワインを惜しみなく

たくさん入れるのが良いみたいです。

お酒が苦手でない方には、おすすめです。

ぜひお試しくださいね♪

 

自分でしばらく続けてみて、

体調もいい感じで、睡眠の質もよくなった気がしていますので、

しばらくなつめは食べ続けてみようと思っています。

 

 

 

 

 

それでは、お読みいただきありがとうございました♪