不動産投資のリスクについてわかったこと
こんにちは。なおみです。
以前2回に分けて、
所有する物件で賃料を滞納されたお話しをしました。
家賃滞納者がいると家賃収入が減り、
その部屋が空室であるのと同じ状況になります。
それどころか、精神的なものも含む労力や時間を費やすことになり、
空室以上にやっかいな状況といえます。
ここから導き出した注意点などを、
借りる側やオーナー側からみた視点でピックアップします。
滞納してしまいそうな場合は、早めに相談すること。
これは「借りる側」の話になりますが、
出張などで長期間留守にしていたため、ついうっかり。
急な病気・怪我などによるもの、
失業などの止むを得ない理由などで
支払いが滞ってしまった、滞りそうな場合には、
管理会社、あるいはオーナー側に早めに相談するべきです。
言い出しにくいことではあるでしょうが、何らかの対応を考えてくれるでしょう。
黙って滞納するよりも何倍もましです。
管理会社、オーナー側のその後の心象が変わってきます。
内容証明郵便がきたら、早めに対処すること。
これも「借りる側」の話、というか一般的な話でもありますが、
内容証明郵便は、「未払い代金の督促」や「契約の解除通知」などに利用されることが多いです。
後日、裁判になった場合に、「催告」をしていることを証明する必要があるためです。
「催告」を普通郵便で行っている場合、相手から「受け取っていない」と言われれば、「催告」を行ったことについての証拠がなく、正しい手続きで契約を解除したことの証明の方法がなくなってしまいます。
そのため、相手が受け取ったことを催告文書の内容と日付などとともに郵便局に証明してもらうことができるようにしておくことが有効です。
内容証明郵便は、このように重要な用件があって届きますので、
早めに対処するに越したことはありません。
信頼できる管理会社にまかせること。
これは「オーナー側」の話ですね。
副業的に物件を保有してほとんどのオーナーは実際の物件の管理を
管理会社にお任せすると思います。
「信頼できる管理会社を選びなさい」とは、
どの不動産投資指南本でも書かれている言葉です。
具体的にはどのような会社のことかというと、これまた難しいところです。
会社の大きさ・管理戸数などから、管理会社の安定度はある程度判断することができます。
ですが、大きな管理会社がどのオーナーにとっても最善とは限りません。
一見、物件を多く手掛ける大手の管理会社が良いように思いますが、
大手は管理戸数が多いので、他の物件に埋もれてしまいまい対応が遅れてしまうことも考えられます。
一方で、規模の小さい管理会社は小回りの利く管理をしてくれますが、会社自体の倒産などのリスクはあります。
また手数料が安ければよいとも限りません。トラブルが起きたときには心許ないですよね。
結局、管理会社に何を求めるかをオーナー自身で整理して、判断することになります。
実際に管理会社の担当者と打ち合わせをしてみると、
真面目にやってくれそうか、オーナー目線の提案をしてくれるだろうかということがわかります。
不動産に関する投資は長期のスタンスになりますので、長く良いお付き合いのできる会社に出会うことも大切ですね。
誰もが陥る可能性がある。
これは「借りる側」「オーナー側」双方の話です。
賃貸物件を貸す/借りる側のどちらにとってもこのような状況に陥る可能性はあります。
ですが、対策がないわけではありません。
以下のように無料で相談に応じてくれるところもありますので、まずは相談をし、
被害が大きくなる前に解決しましょう。
それでは、お読みいただきありがとうございました♪