【キッチン漢方】精神疲労からくる不安、不眠に ゆり根
こんにちは。なおみです。
スーパーに行くと、おがくずの中で埋もれてパックされている
ゆり根をたまに見かけます。
先日、見切り品コーナーで見かけたので買いました。
(130円になっていました。安い!)
こんな感じでおがくずと一緒にパックされています
ゆり根は、名前の通り、食用に適したゆりの球根です。
ほんのり甘味もあり、ホクホクとした食感が魅力の食材です。
とてもデリケートで傷が付くと変色しやすいため、
基本的に店頭ではおがくずの中に入った状態で販売されています。
中華の食材の店では、乾燥した状態で売っているものも
見たことがあります。
ゆり根の効き目
中国では、百合病(びゃくごうびょう)といって、食欲があったりなかったり、
悪寒があり発熱したりというような、現代でいうノイローゼのような症状のある
病気にゆり根がよく効くとされています。
また更年期障害などの不定愁訴、不眠や、その他にも熱が出る病気の予後に用いられます。
肺を潤し、咳をしずめる効果もあります。
「ゆり根を蒸したものに、はちみつ適量を加えて食べると、
イライラや精神不安の解消、神経衰弱、不眠症に効く」と、
漢方の参考書にはのっています。
神経的な症状に本当に効くのかは実感しにくいと思いますが、
いずれにしてもおいしく食べれるのでよしとします😊
体によさそうなものを取り入れ、積み重ねるのが、
漢方での養生の基本ということですので。
ゆり根に含まれる栄養素
ゆり根100g中に含まれる栄養素は、
カリウム 740mg
カルシウム 10mg
鉄 1.0mg
ビタミンB1 0.08mg
ビタミンB2 0.07mg
ビタミンC 9mg
葉酸 92μg
食物繊維 5.4g
エネルギー 125kcal
1回使用量 30g です。
主成分は糖質で、他の栄養素としては、たんぱく質、ビタミンB類、カリウムなどを含みます。水溶性食物繊維の一種のグルコマンナンが豊富です。
ゆり根を洗い、根をくり抜き、
うろこをバラバラにして、色が変わったところを取れば、すぐ使えます。
身近なところでは茶碗蒸しの具などに利用されています。
ゆり根をホイル包み焼きにして、
バター醤油でいただくのもよいですね。
私はやったことがありませんが、
適当な大きさに切ってから天ぷらにしても、
ホクホク感と甘みが出ておいしくいただけるそうです。
今回は、参考書にものっていたので、
「ゆり根のカレー」にしてみました。
レシピというほどのこともなく、
普段のカレーを作る時の野菜を入れる段階で一緒に投入するだけです。
ひよこ豆とレンズ豆と大豆も入れたので、ほとんど豆カレーですね。
それでは、本日もお読みいただきありがとうございました♪