年金検定を受けてきました!
こんにちは。なおみです。
あまり知られていませんでしたが、
今年から「年金検定」という資格が新設され、
10月20日に 第一回の検定が行われました。
第一回で初めて♡というのに惹かれたのと、
年金に関する知識を整理して自分や家族の生活設計に役立てたいと思い、
「年金検定2級」を受験してきました。
1級はまだ準備中とのことで、
2019年10月時点では、2級のみとなっています。
年金のことは英語では「PENSION」といいます
年金検定とは
「年金検定」は、
公的年金給付や公的医療保障に関する専門的・実務的な知識や能力を身につけていることを証明する検定試験で、
一般社団法人日本金融人材育成協会主催の検定試験です。
老齢年金の全体像はもとより、障害年金及び遺族年金の支給要件や年金額の計算、また公的医療保障の基礎についても問われるので、
より幅広く深い知識を習得できます。
年金関係の資格には、
「年金アドバイザー2級・3級・4級(1級は存在しないそうです)」
「DCアドバイザー」「DCプランナー」があります。
もっと広い範囲でいうと、「社労士」「FP」も含まれますかね。
試験概要
受験資格 特にありません。どなたでも受験できます。
スケジュール 毎年3月・10月の2回実施されます。
試験地 札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡
受験料 4400円(10%税込)
試験時間 120分 試験開始後30分間、終了前10分間は退出禁止
合格基準 満点の60%以上
出題形式 四肢択一式 マークシート形式 50問出題
持込品 受験票 HB以上の鉛筆・シャープペンシル、消しゴム、電卓
出題内容 年金、医療等その他関連事項についての基礎問題(30問)
年金、医療等その他関連事項についての応用問題(事例設定付問題、改正対応問題、空欄補充問題)(20問)
勉強方法
「資格の学校TAC」株式会社が全額拠出したことにより設立された
一般社団法人日本金融人材育成協会が主催の検定ですので、
手っ取り早い勉強方法としては、講座を取って勉強するのが一番です。
資料請求して送っていただいたパンフレットを見たところ、
全8回のカリキュラムで、
通信・通学、WebやDVDコースの別はありますが、
34,000円から37,000円ほどといったところです。
私の場合は、業務上必要というわけではなく、
自分の知識として学びたいと思っただけですので、
このような書籍を数冊購入して、独学で勉強しました。
受験した感想
「資格試験の第一回目は結構やさしめの設定で、おいしいかも」という
都市伝説(?)がありますが、
「年金検定2級」にはまったく当てはまりませんでした😊
過去問や出題傾向などの情報がまったく無いので、
どの程度の難易度かはわかりませんが、
時間もぎりぎりでしたし、
想定よりも細かいところを突いてくるようにも感じました。
問題は持ち帰り不可なので、
検証などはできませんが、
基礎問題は適切なものを選べ、と不適切なものを選べ、の問題がほとんどでした。
選択肢でも、いかにも「これは絶対違うだろ」みたいな
サービス問題的なものはそれほどなく、
気を抜けなかったので、
難しかったように思いました。
周囲からも、終了後、結構難しかったね~と聞こえてきましたので、
きっと皆さんも想像より難易度が高かったのでしょう
応用問題については
事例問題で「太郎さんと花子さん」の年金の計算などで、
式の○○に当てはまるものを選べ、というものが続きました。
昭和○○年生まれの太郎さんが、平成○○年4月に厚生年金に入り
平成○○年〇月に独立して国民年金に入り、
令和元年〇月に、年金受給資格を得た。。。云々のような出題です。
和暦に令和が加わったので、その分時間がかかりました。
老齢年金(給付)だけではなく、
障害年金年金(給付)や遺族年金(給付)についても問われる内容となっています。
合格できるかはともかくとして、
独学で勉強した割には、問題内容や論点は頭に入りましたし、
遺族年金や障害年金については、ほとんど知らなかったことばかりでしたので、
勉強しているうちに頭の中の知識が整理された感じがしました。
知識が付いたところで、年金の金額が増えるわけではないのですが、
漠然とした不安が多少和らいだ気がしました。
勉強には割と時間もかかりますし、
これから改正(改悪)も相次ぐと思われますので、
どなたにもおすすめできる資格とは言えませんが、
家族・親戚、友人や知人にこの資格の保持者がいたら便利かもしれません(笑)
それでは、お読みいただきありがとうございました♪