ヘルスとウェルスは一文字違い

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今日は立夏~夏の養生

こんにちは。なおみです。

令和になって、最初の更新になりました。

新元号「令和」時代もどうぞよろしくお願いいたします。

 

英語で言うと「beautiful harmony=美しい調和」という意味が

こめられているそうですね。

美しく調和のとれた平和な時代でありますように、

皆様にとって良い時代になりますように☆

 

 

 

今日は立夏です。

暦の上での夏は、立夏(5月6日ころ)から大暑(7月23日ころ)までを

指します。

 

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大地を潤し、植物が大きく育ち、やがて花を咲かせる季節です。

人間の新陳代謝も活発になる時です。

体内に蓄えていたエネルギーをなるべく発散させるようにしましょう。

 

体のなかに熱や湿気がこもりやすいこの季節には、

「心」の働きが高ぶりやすくなり、

動悸や不眠が起こりやすく、体が重だるくなったり

食欲不振など胃腸の働きが弱まりやすい時季です。

 

漢方での「心」は必ずしも心臓に一致するわけではなく、

それも含めた機能ととらえます。

心がつかさどる機能は、心臓の循環機能、意識などです。

 

特に今年は長い連休で生活リズムが乱れがちですし、

通常モードに戻るのに時間がかかるかもしれません。

しっかり養生して元気に過ごしましょう。

 

 

体の余分な熱をとるには、夏野菜や苦味のある食材を取り入れましょう。

 

ただし冷たいもののとりすぎは、消化によくありませんので、

お年寄りや胃が弱い方は、生ものは控えて、

体を冷やさないようにショウガやしそ、スパイスなどを使い、

バランスをとることが大切です。

 

体の余分な水分を排出し、胃腸の働きを整えるには、

水の巡りをよくする豆類や穀類、ウリ科の野菜がよいでしょう。

 

私は毎年この季節の変わり目の時季に、

手にできるじんましんのような湿疹に悩まされてきました。

皮膚科にいくと主婦湿疹と診断され、塗り薬が処方されます。

主婦を辞めない限り(笑)、治らないような気がしていました。

 

漢方的にいうと、

夏にさしかかり、時季的に火熱の特性が強く出て、

(暑邪ふうじゃ、湿邪しつじゃ ともいいます)

特に、湿邪により余分な水分が体内にたまり

ジクジクしたタイプの発疹や膿疱などのはれものを

つくりやすいとされています。

 

この時季の私の体のなかは、

おそらく水の巡りが良くなかったのかもしれません。

 

食養生を取り入れるようにしてからは、

皮膚科に行かなくてもよいくらいに

過ごせるようになってきています。

とはいえ、先月疲れがたまっていたときに、

湿疹が出ましたので油断は禁物で、

気をつけるようにしています。

 

夏・梅雨の養生のポイント
  • 酸味をとる:汗のかき過ぎを防ぐ

梅干し、レモン、さんざしなど

 

  • 苦味をとる:余分な熱をとり、暑さから体を守る

にがうり、ピーマン、みょうが、菊花、緑茶など

 

  • 水を巡らせる食材をとる:余分な熱を冷まし、水分代謝を上げる

トマト、なす、きゅうり、冬瓜、すいかなどの夏野菜

はとむぎ、緑豆、とうもろこしのヒゲ茶など

 

  • 元気を補う食材をとる:暑さと汗で、気が不足するのを補う

雑穀、豆類、イモ類、かぼちゃ、にんじん、きのこ類

高麗人参、なつめなどの食薬

 

 

長期休暇の揺り戻しで調子が出ない方もいらっしゃるかもしれませんが、

生活リズムを整えて、ぼちぼちでいきましょう😊

 

 

 

それでは、お読みいただきありがとうございました♪