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【キッチン漢方】胃腸不調時にやさしい甘さ とうもろこし

 

こんにちは。なおみです。

 

久しぶりになりましたが今回のキッチン漢方は、

とうもろこしをピックアップします。

 

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甘味のあるとうもろこしは、

漢方的にいうと脾の働きをよくする食材となります。

脾の働きがよくなると、消化吸収力が高まります。

 

土用から夏にかけてのこの時季は、

湿度の多さにより脾の働きが弱まるため

自然の甘味を含む食材や、余分な湿を取り除く食材で

積極的にケアを心がけるようにしましょう。

 

漢方での味覚は五味という

「酸味」「苦味」「甘味」「辛味」「鹹味しおからさ」に

区別されます。

 

とうもろこしは「甘」に分類されます。

「甘」に含まれる食材には、とうもろこしの他に

枝豆、冬瓜、かぼちゃ、トマト、なす、キャベツ、にんじん、バナナなどがあります。

夏に旬を迎える野菜も多いですね。

 

体の湿を取り除く食材には、とうもろこしも有効ですが、

特にとうもろこしのヒゲは利尿作用があり、

さまざまな原因のむくみの対策に煎じて飲むとよいようです。

(とうもろこしのヒゲは、「南蛮毛」という生薬になります)

カルディコーヒーなどで商品として販売しているのを見かけることもありますよね😊

 

 

自分で作ることもできます。

買ってきたとうもろこしの皮をむき、

内側にある白いヒゲをよく洗い、乾燥させます。(できれば天日干しで)

茶色いヒゲは捨ててください。

しばらく放置した後、フライパンできつね色になるまで乾煎りします。

そのままお茶として飲めます。

 

私が作って飲んでみた感想は。。。

何というか、とうもろこしの皮のそのままのような味でした。

煎りが足りなかったのかも知れません。

市販のものの方が香ばしくておいしいと思いましたが、

また挑戦してみます♪

 

 

湿を取り除く食材はこの他に

ゴーヤ、セロリ、スイカ、もやし、トマト、りんご、なし、豆腐などがあげられます。

体を冷やす作用がありますので、食べすぎには注意してください。

 

 

 

栄養成分としての働き

 

 

主成分は、でんぷんで、たんぱく質、脂質、糖質をバランスよく含んでいます。

ビタミンB、B、Eが多く、ゆでても損失が少ないのが

とうもろこしの特徴です。

特に胚芽の部分には、リノール酸やビタミン類が多いので、

細胞の老化を抑え、老化防止に有効です。

 

とうもろこしに含まれる栄養素

 

とうもろこし100g中に含まれる栄養素は、

たんぱく質  8.6g

炭水化物   70.6g

リン     270mg

亜鉛     1.7mg

ビタミンE  1.5mg

ビタミンB  0.3mg

ビタミンB  0.1mg

食物繊維   9.0g

エネルギー  350kcal

1食分の目安  1本約100g です。

 

調理のポイント

 

鮮度の低下が激しい食材です。

収穫後1日放置しただけで、栄養分も風味も半減してしまいます。

買ったその日に食べるようにしましょう。

残った場合はゆでてから保管するとおいしさが保たれます。

 

とうもろこしで一般的に食用にされているのは、未熟粒の部分です。

消化が悪いので、よく噛んで食べるようにしましょう。

 

旬のものをおいしくいただき、健康を維持しましょう😊

 

 

 

 

それでは、お読みいただきありがとうございました♪