秋の季節に合わせた養生
こんにちは。なおみです。
暑い日は続いていますが、
ふとした時に秋が近付いている気配を感じますね。
日が落ちるのが早くなってきましたし、
先日は、早くも秋の虫の音が聞こえてきました。
季節が移ろっていくように、対応して養生も変えていきましょう。
今回は秋の季節に合わせた養生をご紹介します。
秋は、立秋から始まって、
処暑、白露、秋分、寒露、霜降を経て立冬までの3ヶ月をいいます。
夏に生い茂った植物が実を結ぶ季節で、徐々に涼しくなります。
心身は落ち着きを取り戻しますが、気血の巡りに勢いが不足してきます。
心穏やかに過ごすようにしましょう。
秋は空気が乾燥し、人間の体も同様に乾きやすくなります。
乾いた空気は、バリアの機能を果たしている肺に大きな負担をかけます。
肺の働きをよくして、のどの乾燥を防ぐには、
酸味と甘味があり水分を多く含んだ、旬の果物がよいでしょう。
辛いもの、刺激の強いものは、体を乾燥させてしまうので、
控えめにしましょう。
秋は旬の果物がおいしい季節ですね。
梨、柿、ぶどう、りんごなど、旬の果物でうるおいを補いましょう。
梨のレシピ2選
「つぶやき養生」でおなじみの櫻井大典さんは、
蒸し梨をおすすめしています。
特に、せきに効く食材&食べ方として紹介されています。
私はまだ試したことはありませんが、
この秋に一度はやってみようと思います。
時間がなかったり、ずぼらな人の場合(笑)は、
一口大に切って、レンジで3分加熱でOKだそうです。
上でご紹介した本に載っていた(正式な)作り方は次の通りです。
①梨のヘタの部分をふたになるように横に切ります。
②実の部分の芯をスプーンでくりぬき、氷砂糖3~4粒と水を大さじ1、
生のしょうがスライスを1枚入れます。
③ふたをして(①で作ったものです)、蒸し器で40分ほど蒸します。
やわらかくなって皮にひびが入ったら完成です。
梨は「涼」の性質をもち、身体の熱をとる働きがあります。
冷えが気になる方は、
「梨のはちみつ煮」はいかがでしょうか。
はちみつと一緒に煮ることで、冷え過ぎを防ぐことができます。
白きくらげや、なつめなどと煮込んでもよいでしょう。
甘くない梨に当たってしまった時にも使えそうですね。
秋の養生のポイント
- 酸味、甘味をとる:うるおいを補い、乾燥を和らげる
<おすすめ食材>梨、柿、ぶどう、りんごなどの旬の果物
かぼちゃ、じゃがいも、さといも、さつまいも、だいこん、蓮根など
- 辛味を控える:身体の水分が失われやすく、乾燥するため
- 白い食材をとる:肺をうるおし、働きをよくする
<おすすめ食材>くるみ、落花生、ぎんなんなどの木の実
白きくらげ、白ゴマ、はちみつ、豆腐など
夏に消耗した気力・体力を食べ物でも補うようにして、
生活リズムを整えて、
過ごしやすい季節の秋を元気に過ごしましょう😊
それでは、お読みいただきありがとうございました♪